大学を卒業して、3年間中外製薬の中央研究所に勤務し、結婚して2児の母になりました。ご他聞に漏れず教育ママになると言うコースをとりつつありました。ある時、ふと自分の生活について「何か違う?」と言うことに気が付き、私の人生を180度転換させようと計画しました。2年かけて準備態勢に入り、昭和48年OTC薬局を、夫の転勤先である北九州市小倉の地で開局しました。その時故郷である東京を忘れようと心に決めました。40歳でした。
患者さんに必要とされる薬局を目指して38年間、処方箋を出して頂く病院・ドクターに恵まれ医薬分業の本当の姿を曲げることなく進んでまいりました。これからも患者さん、薬局のスタッフ、息子・娘 最後に夫に感謝しながら、私の理想である「生涯現役」を目指して歩んでいきたいと考えております。
代表取締役 末永幾代